経理
「CFO経験社長」の波が来ている件について
こんにちは。
先日、経済ニュースを見ていたら思わず反応したくなる記事がありました😊
老舗光学機器メーカーのニコンの有名CFOが新社長に就任したそうなんです!
CFO(チーフファイナンシャルオフィサー)とはCEO(日本では社長を指すこと多い)の右腕的な存在で、会社の財務状況に基づいて投資判断を行い企業価値の向上を図る経営層の一員です。
簡単にまとめると会社の中のお金の部分の最終決裁者ということですね。
今回はニコンの例が挙げられていましたが、他にもCFOを経験してから社長登用する日系企業が増えているとのこと。
これには時代背景が関係していて、以前よりも株式市場や投資環境の多様性が増したこともあり「株主向けに資本の効率を改善する」という意識変化が日系企業間で起こっているそうです。
どこをどう改善するか判断し実行したのち、株主に説明をするのもCFOの役割となるため、CFOが今まで以上に重要な立ち位置となった結果、貢献度という意味で評価され社長になることが増えてきたのだなと想像しました😌
記事によると東京証券取引所もプライム市場とスタンダード市場の上場企業に対し、持続的な成長のための資本効率の改善を求めているそうです。
大手をはじめとした日系企業から、この波はさらに広がっていく予感がしています😌
https://toyokeizai.net/articles/-/738323
・・とはいえCFOという立ち位置がおらず、すべて経営者様自身(もしくは経理の担当者様)が財務責任者という企業様がほとんどです。
今回紹介した時代背景を考慮すると中小企業でも資本効率の適正化は重要で、もし成功するとVCや他の投資家にも好印象となるため、成功の鍵となるのです!
現状が適正であるかどうかは第3者的な視点で見ることで分かってきます。
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