経理
記帳代行と経理代行の違いは知ってますか？～御社にとって必要なサービスは？～
記帳代行と経理代行の違いはご存知ですか？
ぱっと答えられる経営者様は多くないと思います。
今回は似て非なる記帳代行と経理代行の違いをご紹介するので、御社にとって必要なサービスが記帳代行なのか経理代行なのかを検討する機会にしていただければと思います。
記帳代行サービスの業務内容
記帳代行サービスでは、以下の業務を依頼できます。
１）会計ソフトへの入力業務
記帳代行サービスのメインとなる業務です。
領収書や請求書などの取引がわかる資料を顧客企業から預かり、取引記録を会計ソフトへ入力するという業務です。
正しい仕訳科目に振り分けるためには、簿記の専門的な知識が必要となります
２）帳簿の作成
上記の入力業務に加えて、現金出納帳や預金出納帳、売掛金補助簿、試算表、総勘定元帳など、さまざまな帳簿の作成も行っています。
さらに会社法では「正確な会計帳簿を作成すること」が義務付けられていることもあり、多くの企業では、経営上の財務情報をリアルタイムで把握するために月次決算を実施しています。
月次決算は「月次レポート」とも言い換えられ、弊社ではこの月次レポートを迅速に提供する「アーリー月次」を推奨しています。
記帳代行サービスへ依頼することにより、このような毎月の経理業務に関する負担を大幅に削減することができます。
経理代行サービスの業務内容
経理代行サービスでは、記帳代行に＋αした、財務全体をサポートするための包括的な業務となります。
１）記帳代行を含む数値管理
記帳代行の業務だけでなく、財務データを基に経営者に有益な情報を提供し、意思決定をサポートする「経営戦略の支援」や、年次決算の準備と実施をサポートする「決算業務の支援」も行っています。必要に応じて、経営層の意思決定において重要な情報となるため、求められる資料の作成も承ります。
さらに弊社の「シェアードCFO」では社内会議や経営分析に必要な資料の作成だけでなく、経理のプロ（担当者）と打ち合わせや提案をすることも可能です。
経営者様と伴走するような形で、企業の未来を共に築いていくパートナーとしての役割を果たせるよう、日々精進しております。
２）振込や支払いの代行
振込や支払いは企業のお金を取り扱う業務のため、ミスはできません。
多忙な日々の合間をぬって取引先への支払いや従業員への給与振込・・などの作業に費やす時間確保が難しい方も少なくないのではないかと思います。
経理代行サービスなら、こちらもまとめて依頼することが可能です。
流れとして、顧客から提出された請求書などの資料を元に、振込データを作成します。
振込データには、いつ・だれに・どこに・いくらの支払いをする必要があるかが明記されており、この予定表を元に決裁者（経営者）に承認をいただいて期日までに振込作業を完了させます。
「承認を必ず決裁者が行う」というルールを固定することで、経理業務の効率化に加えて、防犯リスクを未然に防ぐことができます。
まとめ
記帳代行サービスは、企業の財務活動の基盤を整える重要な役割を果たしており、経理代行サービスは、その基盤を活用して企業全体の経理・財務戦略を包括的にサポートします。
また、料金や業務内容だけではなく、いつでも気軽に質問できるか、アフターケアがしっかりしているか等も検討の際に確認しておくと安心ですね。
お気軽にお問い合わせお待ちしています！😊
