経理
eL-TAXがバージョンアップ!2段階認証導入に伴う操作の変化
eL-TAX(地方税電子申請システム)が2025年3月24日にバージョンアップしました。
ダイレクト納付等の操作に変更がありますので、eL-TAX利用中の皆様に情報を共有いたします!
主な変更点
セキュリティ強化のため、ダイレクト納付時と利用者IDに登録しているメールアドレスの変更・追加時にワンタイムパスワードによる2段階認証を行うよう変更がされました。
2段階認証とは、ログイン時のパスワードに加え、登録されたメールアドレスや認証アプリを利用して本人確認を行うセキュリティ強化の仕組みです。
設定の確認は必要?
今回のバージョンアップにより、納付の際には登録されているメールアドレス宛に認証コードが送信される仕様となります。
ここで気を付けておきたいのがメールアドレスです。
過去の税理士や前任の担当者に納付手続きを任せていた場合、その方のメールアドレスが設定されたままになっている可能性があります。
この状態のままでは認証コードが前の担当者へ送信され、今の担当者様が納付手続きを完了できなくなる恐れがありますので、一度登録情報の設定を確認することをおすすめいたします。
設定を確認・変更する方法
①eL-TAXのポータルサイトにログイン(ID・パスワード)
②利用者情報項目から「利用者情報の照会・変更」を選択
③「連絡先」欄に登録されているメールアドレスを確認して現在の担当者へ変更
④③で入力したアドレス宛に送信されるワンタイムパスワードを確認・入力画面に入力
⑤変更手続き完了
ダイレクト納付の際の方法
①納付方法選択画面にて「ダイレクト方式」を選択
②・今すぐ納付を行う
・納付日を指定して納付を行う
選択欄の下に「ワンタイムパスワード通知先」という欄が増えています
③設定に登録されているメールアドレスが選択できるようになっているので、すぐに確認できるメールアドレスを選択
④受信したワンタイムパスワードを確認後、入力
⑤納付手続き完了
早めの対応を!
納付期日が迫ってから仕様の変更や設定ミス等に気付くと、納付の手続きが遅れる可能性があります。
スムーズな納付を行うためにも、早めの確認をおすすめいたします。
詳細はeL-TAXの公式サイトをご確認ください。
操作が難しい場合はご案内いたしますのでお気軽にご連絡ください😊